園の方針


園長あいさつ

 当園は、聖書に基づくキリスト教教育を根幹として、2002年に開園しました。当園は、モンテッソリー教育を採用しています。モンテッソリー教育は、詰込み式の画一教育に代わる、次世代を担う教育法です。単なる英才教育でありません。自ら育とう、発達しようとする子供たちに合った環境を整え、支え、援助していくことにより、自然に無理なく様々な力がついていくのです。人生の中で黄金期と呼ばれるこの時期に、子供たちを、園と家庭が協力してサポートすることを通して、生涯に続く、豊かな人格形成の成長を願っています。

ジョイファミリー幼児園園長 野口富久


創立理念

 松原聖書教会付属ジョイファミリー幼児園は、「伝道と教育」という、教会に与えられている二つの使命を果たすために、創立されました。

教会が幼児教育に携わり、また多くの人々が幼児教育へ情熱を傾けてきたのは、教会のかしらである主イエスの生き方に動機付けられてきたからです。

 イエス・キリストは、当時の社会の中で重要とは見なされなかった幼子を評価し、愛され、 「子供たちを許してやりなさい。邪魔をしないでわたしのところに来させなさい。天の御国はこのような者たちの国なのです。」(マタイ19:14)と言われました。

 主イエスが子供を招き、祝福し、神の国の一員として、受け入れておられる姿は、イエス・キリストを信じる多くの人々を幼児教育の働きへと駆り立てました。


聖書に基づいたキリスト教教育

聖書は、人を「あなたは高価で尊い」と教えます。

 幼い頃に神の愛を知った子どもは、健全な自尊心を持ち、自分や友だちを愛し、命を大切にする子どもに育ちます。神ある教育は、幼児期のみならず、その子どもの一生を守り育てます。ジョイファミリー幼児園では、毎日の礼拝の中で、さんびかを歌い、お祈りをし、聖書のお話を聞きます。この礼拝の中で、善悪の判断基準や、聖書に基づく世界観・人生観を持った子どもに育つよう、祈りながら取り組んでいきます。

敏感期をとらえたモンテッソーリ教育

 モンテッソーリ教育とは、クリスチャンであるマリヤ・モンテッソーリ(医師・教育者)が開発した「子どもの自立」のための教育法です。実際生活の基礎能力から、感覚・言語・算数・文化教育にいたる幅広い奥の深い教育として知られています。

 この教育法は、3・4・5歳児のたてわりクラスで、ほかの保育園のような一斉保育ではなく、各自が選んだ「お仕事」(教具と作業)に心ゆくまで取り組みます。幼児期にこのようなモンテッソーリ教育を受けた子どもは、算数のひらめきに優れ、あふれ出る言葉を持ち、世界や宇宙に関心が広がり、現在の学校教育で始まった総合学習では、水を得た魚のように実力を発揮します。

 当園のスタッフは、保育士資格を有し、さらに2年のモンテッソーリ教育を学んでいるベテランです。